李盛楠

李盛楠（り・せいなん）弁護士は、元・中国国家知的財産局商標局審査官として、商標異議審査・無効審判などの複雑案件を数千件以上審理。審理業務において「BMW（宝马）」「新世界グループ（新世界）」「Vatti（華帝）」「喜之郎」など数十件の中国著名商標の認定を主導し、いずれも人民法院の司法判断により支持されました。法解釈の適用において革新的なアプローチを採用し、「中国南方航空（南方航空）」の社名権保護を勝ち取ったほか、「聚徳華天」をはじめとする老舗ブランドの商標権確定訴訟など難易度の高い案件を手掛けました。訴訟対応では、行政機関の代理人として北京高級人民法院や最高人民法院の法廷に多数出廷し、豊富な法廷弁論経験を有しています。

現在の弁護士業務では、複雑な商標権帰属紛争の解決に注力し、商標行政訴訟及び侵害訴訟の代理を専門としています。主なクライアントには、順豊集団（SFグループ）、小米科技（Xiaomi）、中国政法大学、紅日薬業、曠視科技（Megvii）、韓国・パンパン（春雨）など国内外の著名企業が名を連ねています。