代理四川省の新緑色薬業VS広東省の一方の製薬を代理する「漢方薬発薬機」発明特許無効事件に関する行政訴訟の二審

2025.04.18 出所:若山律师事务所

代理四川省の新緑色薬業VS広東省の一方の製薬を代理する「漢方薬発薬機」発明特許無効事件に関する行政訴訟の二審(「最高人民法院知的財産権法廷成立5周年十大影響力事件」に入選した事件4、「2021年中国裁判所50件典型知的財産権事件」に入選したケース46)、

  • 四川新緑薬業公司系特許番号は031352523.4、名称は「薬品の自動分注と計量装置」の発明特許の特許権者である。広東省のある製薬会社は国家知的財産権局にこの特許権の無効宣告を請求した。国家知的財産権局は審査を経て係争中の特許に創造性がないと判断し、すべて無効と宣告した。四川新緑薬業公司は不服として、北京知的財産権裁判所に訴訟を提起し、同院の一審判決はその訴訟請求を棄却した。

  • 四川新緑薬業会社は不服で、私の弁護士に上訴を依頼した。最高人民法院の二審は、既存の技術は関連技術の啓示を与えておらず、係争中の特許は創造性を備えており、特許権の有効性を維持しなければならないと判断したため、判決は一審判決と被訴決定を取り消し、国家知的財産権局が改めて決定した。

  • 本案件は2021年「4.26」知的財産権宣伝週間の入選例として、社会各界の注目を集めている。二審判決は最高人民法院に典型例とされ、特許行政訴訟における新証拠の審査基準を明確にし、類似事件に対して指導的意義がある。